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By JO1CRA Hideharu HIDE Aimono

Last Update 2001.10.23

21 to 25, Apr, 1997 ☆ 1,024 QSOs

1997 Saipan


QSL Card





I have been operated from Saipan again, 21 to 25 April '97. It wasn't DX-Pedi but
the vacation. I logged 1,024 QSO's on 80 to 17m band in about 20hrs short operation,
90% of the QSO's were CW in midnight. Specially, good open to the EUROPE area on 30m
band. I got excited very much. Thanks for your call.
I had much fun with my family while sightseeing, swimming in the pool, lying in
the sun and making a sand hill on the beach. In the evening, shopping, having a dinner,
playing with my daughter and son. So no time to do radio, HI!
Equipment was FT-900 / IOTA DX-pedition kit (courtesy of YAESU/Japan) and "FISHING LOD
trap vertical" which set up in front of hotel room's porch.
Thanks to the local stations:AH0Y,KH0I,WH0AAV,my old friend AH0D(ex WH0AAB).
Thanks due to JNT DX CLUB members, Yaesu Musen CO.,Ltd. Thanks QSO, 73 & 88 !




CQ Ham Radio誌 1997.8月号「KHφ/JO1CRA運用レポート」



 去る1997年4月21〜26日まで家族旅行で訪れたサイパンより「プチDX-pedi」を楽しみました。
無線機より重い二人の子供(1歳・4歳)連れの為、最後の最後まで悩みましたが・・・・ホテルからの
ベランダアンテナでの運用許可をきっかけに・・・・八重洲無線よりIOTAセット(FT−900)を
借り受け、94年の運用で実績の出たコンパクト釣竿アンテナ(トランクに入る)を準備しXYLの
OKを取り付けての出発となりました。
 昼は海、夜はショッピングの為、深夜、子供を寝かしつけてからのCWでの運用が中心となり
ましたが、気が付くと、最終日には目標の2倍1000局以上とQSOしていました。10Mhzで
ヨーロッパからのパイルアップが3時間も続いたのは初体験で感激でした。
今回、十年ぶりに旧友AHφD(exWHφAAB)との再会もでき大変満足な「家族旅行」となりました。
全国のパパ!家族を説得して是非「プチDX-pedi」を実現しましょう。ご健闘をお祈りいたします!



ローカルクラブ(JNT DX CLUB)会報原稿「KHφ/JO1CRA運用レポート」

今回の旅行はかなり以前から計画されていた。長男の2歳の誕生日直前が唯一のチャンスなの
だから・・・・・・。誕生日を迎えると旅費も一人前となってしまう。実は3年前、長女の誕生日1ヶ月前に、
今回同様サイパンを訪れしっかり無線も楽しんだ。
子供二人を連れての今回は、さすがに無線についてはあきらめムードでいた。子供を運ぶ!のが
精一杯で無線機どころではない。当然、妻からも厳しい指導を受けていた。特に前回、サイパンの空港で
アンテナの入ったバックが出てこないで、探すのに時間がかかり嫌な思いをさせていた。
今回利用するホテルは無線運用を許可しないと思われていたので直前まで特に行動は起こさなかった。
ただし、アメリカレシプロライセンスはしっかり入手をしたいたが。

 出発の2週間ほど前、ホテルの日本事務所への問い合わせからすべてが始まった。返答は「ベランダ設置の
アンテナならOK」。妻との交渉も成立!妻曰く「どうせ寝ないで無線するのは勝手です!」と。
次は器材の調達となる。無線機を現地の知人から借用する事も考えたがタイムアウトで断念。あとは、
いかにコンパクトな構成とするかが勝負となる。過去4回の海外運用では愛機「FT−757」を使用して
きた。まだ現役で、今回の運用にも十分ではあっが、残念なことに外付けのチューナーやSWR計が必要と
なる。そこで「神にもすがる思いでYAESU様」とIOTAセットの借用申請となった。無事FT−900
を借り受けることができた。アンテナは、前回比較的手軽ながら良い動作をしてくれた釣竿ワイヤーバーチカル
+コイル(hy−gain/18V−Sのコイル)を準備し、あとは現地調整(製作)とした。

 事前の連絡(現地ホテルへのお願いFAX)が効果を発揮したのか、狙いどおりの最上階(9階)の部屋を
割り当てられ家族そろってご機嫌。ちょっとツアー料金が高かったがデラックス(DX)ツインなので部屋は
明るく広い、ベランダも「アンテナを張って下さい」と言わんばかりに広い。最高のロケーションを確保できた。
色々なアンテナを試してみたかったが、運用時間も限られるので20mと15mのフルサイズバーチカル+
コイルのタップ切替での運用となった。

 日本では、結婚以来6年間アパート住いの為、あまり無線に接していない。CWでのパイルアップに慣れる
までは、緊張の連続となった。子供と妻(!)が寝てからの深夜運用では、特に10Mhzが良好で多くの
局と交信ができた。ベアフットながら、簡単なアンテナでヨーロッパからのパイルアップが3時間も続いた
のは「驚きと感激!」だった。

 FT−900は良く働いてくれた。ここだけの話、ゼネカバ送信が可能だったのは、アンテナ調整には
大変重宝した。予測よりもチューナーは高いSWRにも対応し、出力パワーも安定しており快適な運用ができた。
反面、スイッチング電源のファンは頂けなかった。深夜、騒音は少ないほどよい。リグのファンと合わせると
かなりの音量でオープン式ヘッドフォンでは少し辛い。IOTAセットに電源ケーブルが入っていれば自前の
FP−757を持参したいところだった。

 4月21日から6日間、昼は海・プール、夜はショッピングの為、あまり運用時間(20数時間程度)が
取れなかったが、予定の2倍、1041QSOを達成しQRTとなった。9割がCW、半分がJA以外のDXと
充実した内容、過去4回のサイパンからの運用と比較すると最も充実した内容となった。

今回、十年ぶりに旧友AHφD(exWHφAAB)との再会もはたし、大変充実した「家族旅行・プチDX-pedi」
となった。



交信サマリー

 

80m

40m

30m

20m

17m

15m

12m

10m

Total

QSO

52

259

458

215

40

0

0

0

1024

PH

7

4

0

0

86

0

0

0

107

CW

45

255

458

129

30

0

0

0

917

Non JA

(4)

(85)

(301)

(66)

(26)

0

0

0

(482)




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